在仙ライター生きていく日記

「きれいごと」と言われても。

似非ストイック

10月18日、時折日差しもありましたが

冷たい空気に覆われていた仙台です。

夜空はどこまでも澄み渡り、

翌朝の冷え込みを予感させました。

 

締め切りウイークということで、今日も

比較的忙しい一日でした。

メンタルにとっても程よい負荷で、

充実した職業生活を過ごすことができていると

思うのですが、最近気がかりなこともあります。

 

自分の文章に「疲れ」が見えるのです。

 

クオリティが落ちた、とまでは思いたくありません。

意識的に妥協していることも一切無いのですが、

一つ一つの言葉選びや文章の組み立て方などで、

「もう少しできるのでは?(でも、今はできない)」

と思うことが増えました。

 

一番に思いつく原因は、アウトプットに対する

インプットの圧倒的な不足です。

他の方の書いた良質な文章を

落ち着いて読む時間が減っていました。

アウトプットばかりに追われていたので、

自分の引き出しが枯渇しつつあるのだと思います。

 

実際、今日は午前中に時間を取り、

インタビュー記事の多く載っている雑誌を

じっくり集中して読んでみたところ、

表現や構成など色々な発見をすることができました。

 

すなわち、

最近いかにインプットをサボっていたか、

という証左です。

これでは良いものも作れなくなるなと痛感したので、

明日からも意識的に「文章を味わう」時間を

確保し、物書きとしてベストを尽くしたいと思います。

 

…などと書けば、随分とストイックな書き手に

思われるかもしれません。

しかしながら実態は全く異なりまして、

(普段の日記をご参照ください)、

いい加減な方へと流れゆく自分を

どうにか奮い立たせようと、

ジタバタしているに過ぎません。

 

意識は高くても手足は追いつかないですね。

とりあえず、できることを確実にやりましょう…。