ただ、誰かのために。
8月10日、七夕を過ぎても涼しくならない仙台です。
今日買い物をしたアパレル店の店員さんが
大阪から今年来られたばかりとのことで、
「仙台は慣れましたか?」と聞いたところ、
「夏涼しいって聞いてたんに、フツーに暑いわ」
とのことでした。地元民としても同感です。
仕事の谷間に差し掛かっているので、
物書きも含めて「今後何をしたいか」を
ぐるぐると考え続けています。
何をしたいか、というよりは、
「何をもって人に必要とされるか?」
「誰のために何をしようか?」
といった問いかもしれません。
経済的に食べていくという意味とは別の、
「生きていく」ための問いです。
ぐるぐると考えだした時に、
読み返したくなる本があります。
出版社「夏葉社」をお一人で立ち上げ、営んでいる
島田潤一郎さんの
『古くてあたらしい仕事』です。
内容についてはリンク先をご参照ください。
自分が何を語っても言葉足らずになってしまいます。
最近は文庫も出されていますので、
近々買い求めようと思っていました。
何者かになろうなどと思わず、
ただ、誰かのために。
そんな仕事との向き合い方。
「大丈夫、できている」
と思える日は、私には
来るのでしょうか。
迷いの森は深そうです。