在仙ライター生きていく日記

「きれいごと」と言われても。

花のゆとり世代

9月17日、湿度が上がってきた感覚のある仙台です。

海上を進む台風14号は素人目にも恐ろしく、

大きな被害が心配される状況ですが、

人命だけは奪わずに過ぎ去ってくれることを祈ります。

 

私の方は締め切りを控えて繁忙期を迎えていますが、

事前の予想通り、今日は仕事以外のことも捗りました。

余暇の時間が普段よりも充実していた気さえします。

それはそれで良いのですが。

 

気分転換に出かけた市内の図書施設(≠図書館)で、

哲学研究者の永井玲衣さんによる『水中の哲学者たち』を

半分ほど読みました。

www.shobunsha.co.jp

 

著者は哲学対話のファシリテーターをされています。

身近で、それゆえに普段は見過ごされがちな、

誰も答えを持たない「問い」。学校や地域など、

様々な場所や参加者で行われる問いを通じて、

哲学の面白さ(と、分からなさ)を描くエッセイです。

 

私たちが生きている世界の分からなさ、

「誰かが答えを持っている」世界の不自由さ、

変わるのを恐れないことで得られる豊かさ……

ウンウンと頷きながら読みました。

 

買っていない上に半分しか読んでいませんが、

いつか著者の哲学対話に参加したい!と思いましたし、

素直に「哲学って、いいな」という感情が起こりました。

奥付によれば著者は私とほとんど同年代ということも、

今の自分には刺激になったのでした。

そう、そろそろ自分たちの年代は、それぞれの持ち場で

社会をゆるやかに動かしていく要を担う時期に

差し掛かっているのですよね。

 

同年代と言えば今夜、他県の親類が私と同い年の

シンガー・ソングライターのライブを観て、

なかなかご満悦のようです。

 

もしも僕に

もしも僕に

  • 関取 花
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

私も、頑張りましょう。

やってやりましょう、ゆとり世代