在仙ライター生きていく日記

「きれいごと」と言われても。

微妙なニュアンス

9月7日、

思っていたよりも強い雨が降る仙台です。

天気予報を見てもすっきりと晴れる日は

しばらく先のようで、げんなりします。

 

今日は取材の帰りに、

ドラッグストアの男性用化粧品のコーナーで

ウーンと悩んできました。

 

昨夜遅く、突然「肌を何とかしよう」と

思い立ったからです。

 

私は三十路に両足を突っ込んでいる、

見た目も性自認も男性(おっさん)ですが、

昔から「中性的なもの」に惹かれる面があります。

 

子供の頃からいわゆる「男らしさ」が育たなかった

もどかしさや男性的価値観への反発を経て、

少々こじらせてしまったようです。

 

何しろ微妙なニュアンスなので

言葉を慎重に選びたいのですが、

どうやら自分でも整理しきれてはいません。

 

ともあれ、昔から潜在的にあった意識が、

最近になって自分の心の表側に出てくるように

なってきたのだと感じています。

 

最近の服や靴などには、男女どちらでもOKという

ジェンダーレス」な売り方をするものが

増えてきましたが、大変有り難い傾向です。

 

いわゆる「女装」ではなく、

向こう側の美意識も参考にするという形で、

自分にしっくり来るモノを選べるような

良き時代になったのだと思いますし、

私もその恩恵を受けています。

 

そこでようやく、

「肌を何とかしよう」と思い立った話に

たどり着くのです……。

 

次の散髪の予約日を控えて、

せっかくだからジェンダーレスな髪型を

依頼してみようかと事例を調べたのですが、

注意事項として

「男性は肌の清潔感がないと気持ち悪い(意訳)」

との記載がありました。

 

…なるほど。

 

考えれば当たり前のことですが、長年に渡り

肌荒れに悩んできた割に諦めて放置してきた私には

とても耳の痛い話です。

今も結構な肌荒れですが、

正直なところ日々の洗顔もいい加減なものでした。

(女性側の美意識どころか男性としてもちょっと…)

 

という訳で、

自分にしっくり来る格好をするには、

最低限のモラルを守る必要があることを

強く自覚し、反省した上で、初歩から

スキンケアに取り組んでみます。

 

実際どんな髪型にするかに関わらず、

肌荒れを治すことでQOLが向上すれば

嬉しいのですが、さてどうなることやら。