在仙ライター生きていく日記

「きれいごと」と言われても。

里雪と山雪

11月30日、一気に冬の空気になった夜の仙台です。

北東北では雪が降り始め、宮城県内の天気予報にも

雪だるまが現れるようになりました。

 

子どもの頃は、仙台の初雪は大体11月中旬、

12月上旬までに一度積もるかどうか、という肌感覚でしたが、

このところは初雪も遅くなっている気がします。

 

それで言えば、仙台の冬は以前もう少し寒く、

道も頻繁に凍っていました。

坂の多い街で育ったゆえに、

通学中に何度も転んで大変だったのですが、

最近は積雪で苦労するのは年に2、3度くらいですね。

 

仙台の積雪パターンは、

南岸低気圧による湿り気を帯びたドカ雪型と、

強い寒気の流れ込みで日本海側の雪雲が

奥羽山脈のブロックを突破するサラサラ雪型に

分かれると思っています。

俗に「里雪」と「山雪」とも言われますね。

(よく首都圏が混乱するのは前者です)

 

前者は30センチ前後のまとまった雪になりやすい一方、

気温も高いので溶けやすく、

後者は積雪こそ多くならないものの、

寒い分だけ凍結による影響をもたらしやすいのですが、

どうも後者が減っている感覚です。

地球温暖化のせいでしょうか。

 

ただ、

凍結路面は歩くのも運転するのも

本当に苦手なので、

多少のノスタルジーこそあれ、

実際にはあまり積もってほしくありません。

スキーやスノボをするタイプでもないですし。

 

今日は市内の東部をぐるぐる回りながら、

記事に必要な素材集めなどを行いました。

写真をたくさん撮りたかったのですが、

太陽が分厚い雲に隠される時間帯が長く、

どうやら撮りに行く日を間違えたようです。

 

これもまた、初冬を感じる出来事でした。