在仙ライター生きていく日記

「きれいごと」と言われても。

Fallにfall

11月5日、しぐれ模様の仙台でした。

山沿いに黒い雲が横たわり、冷たい雨の落ちてくる感じは

まさに秋の終盤、冬の始まりを感じさせます。

昨日まで温暖な近畿地方にいたので、なおのこと

ギャップを感じてしまいますね…。

 

こんな天気の日というのは、必然的にメンタルも落ちます。

今日は仕事の用足しに仙台の北西部に行きましたが、

用を済ませてから何とも言えない憂うつな気分になり、

結果的に、少し泣くなどしました。

 

一応、仕事も進めてはみたのですが、

どうにも気分が落ち着かず、日が暮れてからも

なかなか帰宅する気になれないまま、

広い公園をぐるぐると。

 

そこで、タイトルを回収する出来事が起きます。

すっかり辺りが暗くなった公園をうろついていましたが、

さすがにそろそろ不審者疑いで通報されかねないと、

そっちの意味で不安になり始めたのでした。

 

自宅から距離のある公園だったこともあって、

早く退散しようと小走りで出口を目指したところ、

小さな上り階段の最後の段差に引っかかり、

ずしゃっと転んでしまいました。

 

以前の記事で、

「精神的に不安定になると転びたくなる」旨を

書いていますが、今回はその気持ちが多少あったにせよ、

割と「素」で転んだほうです。

コンクリートの地面に両膝で着地し、

それなりの痛みを感じました。

誰にも見られていなければ良いのですが。

 

擦りむいた感覚があったので、

帰宅後に膝を確かめると、

厚手のデニムに守られていたおかげか、

出血もせず、かすり傷で済みました。

小さなコブはできたので、しばらくは

痛むかもしれませんが、その程度です。

 

子どもの頃に学校で転んで、

「ぜったい血が出てる!」と半泣きになり

保健室に行く気満々でズボンをまくると、

少し赤くなっているだけで、何だか

損した気分になったのを思い出しました。

 

とは言えもう身体は若くないので、

一歩間違えれば捻挫や骨折というリスクもありますし、

ほどほどに気をつけなければならないと思います。

 

秋(fall)に転ぶ(fall)とはこれいかに。

などと一人で笑っているうちが華かもしれません。