在仙ライター生きていく日記

「きれいごと」と言われても。

越境(捕まらない程度に)

1月21日、冷え込みの増してきた仙台です。

間違いなく襲来する寒波ばかりに気を取られ、

何か大事なものを見落としてはいないだろうかと

不安になるのは心配性のせいでしょうか。

 

今日は進捗の思わしくなかった原稿たちを

それぞれに前進させました。

休む時間と手を動かす時間のメリハリをつけて

取り組んだのが功を奏したようです。

短時間で集中し、それなりの成果を得ました。

…進捗率は、まだ4割程度といったところですが。

 

午後の作業場所に選んだのは、

郊外にある書店併設のカフェチェーンでした。

となると当然、仕事が一段落すれば本屋さんゾーンを

ぶらりとしてしまうわけです。つい先日に

中心部の書店を流した直後ということで、

新しい発見にはさほど期待していませんでしたが、

普段あまり読まない雑誌などを立ち読みしては

世の中の広さと多様さを再認識したのでした。

 

その中で、今回思わず手に取ってしまったのが、

(たいっへんお恥ずかしながら)

女性誌「LaLa Begin」別冊のこちらです。

 

2021年に出ていたようです。

ファッションのことは本気でよく分からないので

間違っているかもしれませんが、

ボーイッシュな服装を好む女性の読者に向けて、

季節ごとに押さえておきたいベーシックファッションの

ポイントがコンパクトにまとめられています。

 

ボーイッシュな服装の基本的なポイント、

ということは、男性サイドにいる

(という微妙な表現をしなくても、男性ですね…)

私にも読みやすく、あまりにも多様なファッション用語や

コーディネートの仕方まで、勉強になること多々です。

ゴテゴテした形容詞やセンシティブな内容(例:男ウケ)を

ほとんど含まず、判型も小さめなのが良いですね。

 

リアルの私をご存じの方であれば、

「よりによって、お前がファッションの話かよ?」

「しかも女性誌…捕まるぞ!」とお思いでしょう。

捕まらないことを祈りながら、「越境」を試みました。

だからこそ驚きと発見は大きく

次の瞬間、「男性用も欲しい!!」と思ったのでした。

『begin』は男性ファッション誌なので、

すでにあるのかもしれないなと思って探したのですが、

イメージ的にもう少し上級者向けのものしか見当たらず。

 

メンズファッションについては、

漫画でやさしくポイントを紹介している

素敵な作品もありますが、

今回見つけたもののように、

コンパクトで一覧性があり、かつゴテゴテしないもの

(これは感じ方が人それぞれかもしれませんが…)が

出てくれたら良いのにな、と思います。

 

問題は、私を含む世の男性の多くが

ファッションを(お金をかけて)楽しめない状況のため

「市場(需要)が無い」ということなのかもしれませんが…

これはライターとしても頭の痛いことです。