在仙ライター生きていく日記

「きれいごと」と言われても。

アップデートサレテイマセン

10月29日、日差しに力強さを覚えた仙台です。

今日は海岸のほうで仕事があったので、

防寒対策を万全にしていったのですが、

普段は冷たいイメージのある仙台湾

海風すらも、春のような温かみがありました。

 

さて、相変わらず原稿は渋滞中です。

海のほうでの仕事の後は、内陸に戻って

粛々と執筆を進めました。

まあまあ、進んだほうだと思います。

 

ただ、書店併設のカフェを仕事場に選んだのが

失敗だったのかどうだったのか、

またしても紙の本を買ってしまいました。

出費のことより、本棚のキャパシティの問題で

控えなければならないのですが、

意外な出会いがあるとつい手が出ますね。

 

今日買ったのはこちら。

ポートランド地図帖 ―地域の「らしさ」の描きかた』(鹿島出版会)です。

「全米で最も住みやすい街」、「サスティナブルシティ」などと

都市計画・まちづくり分野で注目されている、

オレゴン州ポートランドの街を様々な切り口から分析し、

機能的でユーモアも込められたビジュアルで図示しています。

地図好き、社会調査好きの私にはたまらない一冊です。

 

ちなみに、私は今日初めて見つけたので、

てっきり新刊だと思ったのですが、

2018年に出ていたそうで…不覚でした。

この数年、都市計画・まちづくり分野のアンテナが

がっつりと鈍っていたので仕方ないですね。

ポートランドの話もまだまだ不勉強だったので、

これを機会に知識として蓄えたいと思います。

 

そう言えば、私が最もこの分野に関心を寄せていた

10〜15年ほど前は、ドイツを始めとした欧州の諸都市が

先進事例として引っ張りだこでしたが、

最近はそうでも無くなっているような?

世の中のあらゆる事象と同じように、

まちづくりにもトレンドがあるのでしょう。

 

残念ながら、今日買った本はすでに4年前のもの。

最新のトレンドも早いうちにキャッチアップしたいものです。

何しろこの数年、ほとんど勉強してこなかったのですから。

 

と、知識はちっともアップデートしてこなかったのに、

興味関心だけは持ち続けてきたというのもまた、

それはそれで興味深いな…自分。などと思ったのでした。