在仙ライター生きていく日記

「きれいごと」と言われても。

西へ

11月2日、よく晴れていたと思われる仙台です。

 

私は今、所用で西日本の某県に来ています。

乗り換えで東京にも立ち寄りました。

東京の土を踏んだのは3年半ぶりのこと。

この間にあまりにも色々なことがあり、

もっと年数が経ったように思います。

東海道新幹線に乗ったのも、

もう何年ぶりのことでしょうか。

 

例によって、仕事は消化し切れておらず、

旅の合間にパソコンを開く場面も

多々ありそうです。

元より遠出好きではあるのですが、

完全なリフレッシュは難しい性格なので、

かえって丁度いいかもしれません。

ワーケーションって言葉もありますし…?

 

いずれにせよ、感染対策には気を配りつつ、

身体に無理をかけないことを第一に、

楽しい時間を過ごしたいと思います。

「若い人たち」と呼ぶ、もう若くない人。

11月1日、夜になり雨の落ちてきた仙台です。

 

昨夜はハロウィーンで、街は混沌としていたそうですね。

私のティーン時代には無かった文化なので、

今の若い人たちは何を求めて繰り出しているのか、

実のところ理解が追いつきません。

 

とは言え、若い人たちが自然発生的に集合して

有り余るエネルギーを発露するというのは、

どの時代にもあったことでしょうし、

何らおかしなことでもないとは思います。

 

もちろん、隣国の大惨事を思うまでもなく、

昨夜の仙台駅前で起きたことも含めて

(群衆の中で花火をぶっ放したとか?)

おいそれと肯定できない面もありますが、

これもまた「時代」なのでしょう。

 

ハロウィーンに集結していた人たちに、

かつての原宿で一世を風靡したという

竹の子族」のVTRを観せれば

とても微妙な顔をするのでしょうが…

あと何年かすると果たして……

などと思ったり。

 

 

今日は立て続けに取材があり、

それ以外にも「しゃべる」用務が多かったので

少々疲れています。

その中で、ラストのミッションだった

高校生の皆さんへのインタビューがとても楽しく、

興奮させられるものでした。

 

当たり前ですが、私の仕事はこれから「書く」ことなので、

「楽しかった!」で終わらせてはいけないのですが、

それこそ若い人たちへのリスペクトを込めて、

良いものを作らねばと決意を新たにしているところです。

 

何度も書いていることですが、

枯れている場合ではありませんね。

 

頑張りましょう。

ようやく冬支度

10月31日、好天の続く仙台です。

日中の気温は18度ほど。今時期としては

身体にやさしい「適温」に感じられます。

 

今日は言うまでもなく月末です。

今月のうちに済ませておきたいこと、

来月のために手を付けておきたいことを

何とかこなしています。

 

中でも「今時期らしいな」と思ったのは、

タイヤ交換の予約を入れたことです。

寒冷地の皆さん、準備はできておられますか?

って、私はかなり遅いと思われますが…

ようやく冬支度をはじめました。

 

仙台は東北の中ではかなり温暖な方で、

雪の季節はもう少し先ですが、

それは仙台平野だけを走るのであれば…

という話であって、峠越えや、北東北方面に

向かうのであれば交換を急ぐ必要があります。

 

私も11月下旬に岩手の盛岡まで運転する予定があり、

それまでには交換を完了しなければなりません。

(盛岡の冷え方は東北でも有数のものです)

 

さて…私は生まれてこの方、東北と北陸でしか

暮らしたことが無いので、今時期になるといつも、

温暖な地方(関東など)に住んでいるけれど

時々は寒冷地に行くかもしれない…程度の人は

タイヤをどうしているのだろう?と思います。

何となく聞いている話はあるのですが、

チェーンを巻いて何とかするのか、

オールシーズンタイヤでしのぐのか、

今の考え方の主流が気になるところです。

 

そうこうしている間に、

いよいよ11月に入りますね。

今年も早足で暮れていきます。

凍結路面に悩まされる日々も、

おそらく待ち構えていることでしょう…。

何てことのない週末が

10月30日、空はもちろん空気も澄んだ仙台です。

日中は全日本大学女子駅伝が開催され、

市内には大規模な交通規制が敷かれました。

公共交通で街中に出ていましたが、

駅前もクルマはまばらで、人通りの割には

かなり静かで不思議な感じでした。

 

今日は色々と歯車が噛み合わず、仕事は

あまり進みませんでしたが、大河ドラマ

観つつ日本シリーズの幕切れも見届けて、

ある意味で日曜らしく過ごしたとは

言えるかもしれません。

 

ただ、昨夜起きた隣国での大惨事の報には

心がとても痛みました。

日常の延長にある都市の熱狂が破綻し、

一瞬にして多くの若い命が奪われたことに、

大きなショックを受けています。

今日は一日、この衝撃を心に引きずって

過ごしていたので、つらいです。

 

相変わらず、

メンタルは黄色信号です。

アップデートサレテイマセン

10月29日、日差しに力強さを覚えた仙台です。

今日は海岸のほうで仕事があったので、

防寒対策を万全にしていったのですが、

普段は冷たいイメージのある仙台湾

海風すらも、春のような温かみがありました。

 

さて、相変わらず原稿は渋滞中です。

海のほうでの仕事の後は、内陸に戻って

粛々と執筆を進めました。

まあまあ、進んだほうだと思います。

 

ただ、書店併設のカフェを仕事場に選んだのが

失敗だったのかどうだったのか、

またしても紙の本を買ってしまいました。

出費のことより、本棚のキャパシティの問題で

控えなければならないのですが、

意外な出会いがあるとつい手が出ますね。

 

今日買ったのはこちら。

ポートランド地図帖 ―地域の「らしさ」の描きかた』(鹿島出版会)です。

「全米で最も住みやすい街」、「サスティナブルシティ」などと

都市計画・まちづくり分野で注目されている、

オレゴン州ポートランドの街を様々な切り口から分析し、

機能的でユーモアも込められたビジュアルで図示しています。

地図好き、社会調査好きの私にはたまらない一冊です。

 

ちなみに、私は今日初めて見つけたので、

てっきり新刊だと思ったのですが、

2018年に出ていたそうで…不覚でした。

この数年、都市計画・まちづくり分野のアンテナが

がっつりと鈍っていたので仕方ないですね。

ポートランドの話もまだまだ不勉強だったので、

これを機会に知識として蓄えたいと思います。

 

そう言えば、私が最もこの分野に関心を寄せていた

10〜15年ほど前は、ドイツを始めとした欧州の諸都市が

先進事例として引っ張りだこでしたが、

最近はそうでも無くなっているような?

世の中のあらゆる事象と同じように、

まちづくりにもトレンドがあるのでしょう。

 

残念ながら、今日買った本はすでに4年前のもの。

最新のトレンドも早いうちにキャッチアップしたいものです。

何しろこの数年、ほとんど勉強してこなかったのですから。

 

と、知識はちっともアップデートしてこなかったのに、

興味関心だけは持ち続けてきたというのもまた、

それはそれで興味深いな…自分。などと思ったのでした。

広告に偽りなし

10月28日、昼間は暖かさを感じた仙台です。

 

今日は丸一日、物書きではない仕事でした。

不慣れな現場ということで、

幾らかの「やらかし」を発生させつつも、

周りの方々の優しさによって何とか

やり遂げることができました。

 

物書きとしては日々、求人媒体の記事で

「最初は不安なのは当たり前」

「丁寧なフォローで安心して覚えられます」

のような内容をよく書いています。

 

いざ自分の立場になると、まぁその、

仕事は記事で表現しているほど甘くないな…

と思う一方、周りの方の助けを

(変に曲解、拡大解釈などしないで)

真摯に受け止めて、一つ一つ覚えていけば

無理なことではない、とも思うのでした。

 

働くというのは、環境要因も大きいですが、

自分の気の持ちようは更に大きいですね。

 

自分の書いているものに、

大きな偽りは無いようです。

…そうでなければ困るのですが。

 

三十路を過ぎてようやく、

働くためのメンタリティが少しずつ

形成されてきている気がします。

 

世の中の人たちからは

干支ひと回り以上も遅れていますが、

今は気にしたら負けです。

にわか根性

10月27日、穏やかな日和の続く仙台です。

毎日、日付を書くたびにギョッとしている

自分がいます。光陰矢のごとしですね。

 

忙しいだのメンタル不調だのと言いながら、

日本シリーズにはしっかり熱くなっているので、

まだ大丈夫かなと思うこの頃です。

今夜は劇的な幕切れでした。

スポーツ観戦は典型的ですが、自分に余裕の

足りない時は、意識を外に向けるが吉です。

 

そうは言っても、

野球シーズンはそろそろ終わります。

サッカーもW杯を控えていますが、

そこまで入り込めないんですよね。

冬に熱くなるスポーツ、例えばバスケや

駅伝あたりをもっと追っかけてみたいなと、

にわか根性丸出しで考えているところです。

 

私はあらゆる面で「にわか」だという

自覚を持っています。にわかならば

にわからしく、楽しそうなものには

どんどん飛びついて楽しんだほうが良い、

と割り切れるようになったのは、

ごく最近のことです。

 

本当に詳しい人、愛を貫いている人から

どう思われるかなんて、

あまり考えても仕方ないんですよね。

自分なりのスジは通しつつも、

心がワクワクするほうへ、

意識を向けていきたいと思います。