在仙ライター生きていく日記

「きれいごと」と言われても。

北の空

10月25日、キリリと冷えた仙台です。

二十四節気では霜降ですが、東北の中では

比較的温暖な仙台でも、霜の降りそうな

時季が…少し早目にやってきましたね。

 

今日は朝から北の山里へ向かい、

大切な身内の墓参りに行ってきました。

 

ひと頃よりは、気持ちは落ち着いたかなと

思う一方で、最近また、在りし日のことを

思い出しては脳内で語らう日も頻繁になり、

結局はまだまだ整理しきれていないのだと

実感しているところです。

 

完全に整理し切るのは無理なのでしょうが、

いつまでも故人に甘えていても…とも。

 

結局は、寂しいんですよね。

 

お墓を取り囲む木々はすっかり紅葉し、

冬に向けて餌を探す小鳥たちの群れが

とても賑やかでした。

カエルは冬眠に入っていたでしょうか。

 

季節は巡っていきます。

締め切りに追われるあまり、

大事なことを忘れることのないよう、

自分の心と向き合いながら

日々を生きたいと思う秋の夜長です。