秋のツクツクボウシ
9月28日、思ったよりも日差しを浴びた仙台の街です。
森からツクツクボウシの声が聞こえ、びっくりしました。
「蝉の寿命は7日間」というイメージは強く、
「八日目の蝉」という作品も知られていますが、
実際は個体によって長生きすることもあるとの話。
今日鳴いていたのはだいぶ根性のある個体なのでしょうか。
さて、
人間の中ではかなり根性のない部類に入る私ですが、
今日もどうにか生き延びることができました。
どちらかと言うと、思うに任せないことの多い
一日でしたが、不思議とあまり落ち込んでいません。
一つ一つの出来事にあまり執着せずに
済んでいるような気がします。
今日は仕事の前に、大切な人のお墓参りもしました。
大切な存在であったがゆえに、
特にメンタルの調子を崩した時など、
生前ひどく傷つけてしまった人でもあります。
今、少し長めに調子を保っている私のことも、
色々な意味で信用していないことでしょう。
向こうで安心してもらうためには、
多少の波風では揺らがずに、
強くしなやかに生きていくより無いと思います。
今日思いがけず聞いた、ツクツクボウシがお手本です。