在仙ライター生きていく日記

「きれいごと」と言われても。

枯れるな三十路

8月12日、引き続きもわもわとした

空気に覆われた仙台です。

 

駅前の広い歩行者用デッキに囲まれた、

他の緑地から遠く離れた植え込みで

ツクツクボウシが鳴いていました。

どうしてここにたどり着いたのか…

彼を見つけてくれる方(蝉)は

現れるのか気がかりでした。

 

蝉の心配をしている場合ではないですね。

お盆休みで仕事も途切れ、

他の人と接する機会が減っています。

そんな中でも、今日は久しぶりに

地元の友人と会い、生真面目に

感染対策を取りながら旧交を温めました。

 

「誰か(新しい人)と会わないと、

 枯れていくばかりだよねー」

と、私は友人に言いましたが、

友人は立派な勤め人なので、

意識せずとも外界の刺激はあり、

同意を求めたのは「お門違い」

だったかもしれません。

 

そう簡単に枯れたくはないですが、

最近は新しい仕事の開拓を

疎かにしていたこともあり、

自分の殻に籠りがちでした。

 

三十路に差し掛かったとは言え、

枯れるには早すぎますね。

 

できるところから少しずつ、

自分の幅を広げていきたい

とは思いつつ、

本音ベースで語らえる

旧知の仲というのは

良いものだなと、

再認識もしております。