在仙ライター生きていく日記

「きれいごと」と言われても。

業務上の喜び① やさしい訛りとの再会

7月15日、雨模様の仙台です。

先ほど、大雨警報も出ました。

先日もまとまった雨に見舞われたばかりなので、

土砂災害などが起きないか、少々心配です。

 

ぐずついた天気はことごとく心身の調子に影響を及ぼします。

こんな日は、仕事をしていて起きた「良いこと」を

「業務上の喜び」として記録し、自分を元気づけたいと思います。

 

業務上の喜び① やさしい訛りとの再会

 

ライターとして、仙台市を中心に活動していますが、

時々、県外の方とご縁をいただくことがあります。

先日は北陸地方の企業様をオンラインで取材させていただきました。

 

東北で暮らしていると北陸の方と関わる機会はそう多くありません。

北陸新幹線も開業したとは言え、富山も金沢も福井も遠い街です。

ただ、そんな遠い北陸に、私は深い縁を感じています。

かつて金沢で学生生活を送っていたからです。

 

青春だったかどうかは怪しいですが、多感な4年間を過ごし、

北陸の方々にこれでもかというほどお世話になりました。

私は彼の地の風土をこよなく愛していますが、

特に各地域の「訛り」を耳にすると、とても懐かしく

温かい気持ちになります(お気に入りは福井弁です)。

 

今回の取材はオンラインという形ではありましたが、

和やかな雰囲気の中で「やさしい」訛りに触れることができ、

だんだん「あぁ帰りたいなぁ」という気持ちに。

石川啄木の「ふるさとの訛なつかし停車場の…」ではありませんが、

飾らないお国なまりには、郷愁を呼び起こす不思議な力がありますね。

 

私にとって北陸はかけがえのない場所だと再認識するとともに、

今の仕事をしているからこそ再びつながれたのだなと、

感慨深く思ったのでした。

世の中が落ち着かないので現地に行くことは当分厳しいでしょうが、

いずれはゆっくり再訪したいものです。

 

とは言え…まずは地元の仙台・東北でしっかり仕事をしなければ。

なじょすっぺねぇ…(どうしましょう)。