在仙ライター生きていく日記

「きれいごと」と言われても。

映画出不精

11月16日、冷たい風の吹く仙台です。

東北には「木枯らし1号」の概念は無いですが、

今週はずっと木枯らしと呼べそうな風が吹いています。

遠くの山並みも雪化粧でした。

 

今日は取材で県南部に出かけてきました。

田園風景の広がる小さな町です。

テーマは少し難しいものでしたが、

色々と楽しいお話を伺うことができました。

 

取材後は時間があり、本来であれば

執筆に精を出すべきだったのですが、

このところメンタルが落ち気味ということもあり、

どれ、久しぶりに映画でも観ようかな…と思いたちました。

 

ちょうど話題作『すずめの戸締まり』が

盛んに上映されていますね。

もう一つ、少し前から公開されている

『天間荘の三姉妹』も観たかったのですが、

どちらも震災を扱っているとのことで、

メンタルの状況を鑑みてあきらめました。

 

特に『すずめの戸締まり』のほうは、

かなり直接的に描かれているようで、

新海誠監督も思い入れを持って表現されているとの

お話をインタビューで読みましたが、

そうであればあるほどに、

「観る日」を選ばなければな…と。

 

いや、そんなことを言っていると

結局観ずに終わってしまいそうですね。

私は映画出不精、そんな言葉があるのかは

分かりませんが、いつもタイミングを逃すのです…。

 

とは言え、

震災の被災県で暮らしている者として、

また物書きとしても、

何とかタイミングを見つけて

スクリーンに足を運びたいとは思っています。

自由は危険(病む)

11月15日、昼ごろからは日差しもあった仙台です。

日本海側は「初冬の嵐」といったお天気のようですね。

こちらもだんだんと冷え込んでくるのでしょう。

 

今日は取材もアポも無く、柔軟に時間を使える日でした。

さて、リフレッシュもはさみながら、どれほど仕事を

充実させられるかが自分なりの焦点でしたが、

結果的にはあまり歯車が噛み合わず、

進捗ベースではイマイチの日となりました。

 

自由度の高い日のほうが、案外と

上手く行かないことが多い気がするのですが、

そう言えば(最近忘れがちですが)自分は

暇ができると病みやすい人間なのでした。

 

というわけで、

メンタル的に午後以降が特に不安定で、

久しぶりにドーピング(安定剤投入)しました。

ただ、作業スペースに選んだ郊外のマクドナルドは、

時間帯が良かったのか比較的落ち着いた雰囲気で、

今後もリピートしようと思います。

フライドポテトを頼まないようにしないといけませんが。

(脂っこい手でキーを叩くわけにはいきません…)

 

明日は取材で県南の町に行く予定です。

仙台からそれなりに距離のあるところですが、

色々な理由で馴染み深い町でもあります。

半分地元のような感覚もありますが、

それでも知らない世界の話をたくさん

聞くことができるのではないでしょうか。

楽しみです。

 

取材を行うということは、

また一つ締め切りが増えることを意味します。

ありがいことですね。

昨日の更新では何だか

「クサい」話もしてしまいましたし、

引き続き頑張って書いていこうと思います。

地図を作るような仕事

11月14日、空気が再び初冬に入れ替わった仙台です。

風は冷たいですが、日差しはあったので、

そこまでの寒さを感じなかったのが幸いでした。

 

今日は市内南部で取材をさせていただきました。

最近は中小事業者様の人材採用に関する

コンテンツ制作の案件を多く頂いております。

 

今日も未知だった世界を垣間見ることができました。

いわゆる「to C」の事業者様でしたが、

お客の目線では知っているつもりでも、

働き手の目線(職場環境や働く動機づけなど)は

外からは全く見えてこないものです。

 

私の仕事は、

すぐそこにあるのに、見えそうで見えない、

不明瞭な世界の地図を作るようなことなのかもしれません。

 

求人媒体なので、道路地図や住宅地図というよりは、

るるぶ」や「まっぷる」といった

ガイドブック機能を持った地図のイメージですね。

未知の世界にどんな素晴らしいことが待ち受けているのか、

就職・転職という旅へといざなうように。

ん?そんな謳い文句の求人サイトがあったような…。

 

そう言えば、

就活生時代、地図制作会社も受けて撃沈しましたっけ…。

 

人生、とりわけ職業人生というのは

先の見えない旅路もいいところです。

すべての人の未来に幸あれと願うばかり…

 

って、そんな謳い文句の求人サイトもありますね…。

ワシワシうどん

11月13日、低気圧の接近で重たい空の仙台です。

気象病はあまり意識したくないのですが、

寒冷前線の通過にはどうしても身構えてしまいます。

今日明日はどうしても「だるおも」ですね…。

 

今日はお世話になっている先輩と一緒に

図書館で調べ物の後、おいしい手打ちうどん

ごちそうになりました。

仙台では、手打ちうどんはメジャーな食文化とは

言えません(そば派の多い街だと思うので)が、

麺にしっかりとコシがあり、汁も好みの味で

リピートしたくなるお店でした。

「武蔵野うどん」というそうですね。

mrs.living.jp

 

さて、明日から一気に寒くなる予報で、体調も優れませんが、

締め切りは順番に巡ってきます。

また、最近は疲れのせいなのか、

あるいは好調期が続いていた頃の油断のせいか、

微妙に後を引くタイプのミスをやらかしがちです。

年末に向けてリズムを大きく崩すことのないように、

慎重に仕事を進めていこうと思います…。

豊かな休日

11月12日、快晴だった東北です。

 

今日の日中は隣県、岩手の盛岡に出かけ、

大切な方と旧交を温めてきました。

 

北東北は紅葉が盛りから終わりかけ。

山の彩りと青空のコントラストは見事で、

山頂にうっすらと雪化粧した

岩手山もくっきりと見えていました。

 

りんご畑のテラスでお茶を飲みながら

「まったりと」語らったのは、

ままならぬ人生をどう歩んで行くか、

という趣旨の話です。

あくまでも「まったりと」ですが。

 

本当にままならないことが多い人生、

それでも前を向いて一つずつ、

できることを積み重ねていこうと

確かめ合いました。

 

仙台よりも静かに、ゆったりと時間の

流れる盛岡でこそ過ごせた、

豊かな休日でした。

 

ぐったり金曜日

11月11日、穏やかに晴れた仙台です。

今日はチンアナゴの日であり、サッカーの日でもあり、

様々な記念日になっているようですね。

東日本大震災で亡くなられた方の月命日でもあります。

日付に意味を込める人の思いはそれぞれです。

 

今日は市内東部の工業地帯で取材を一つと、

プライベートの用事を一つこなし、

後は黙々と原稿を進める日…の予定でした。

 

決まっていた用は順調に消化していたのですが、

朝からどうにも身体の調子が思わしくなく、

倦怠感と眠気、ついでにメンタルの落ち込みも伴い、

郊外のカフェの駐車場に車を停めたまま2時間近く

ぐったりする事態となりました。

仕事場にするつもりだったカフェでも

思っていたよりも筆は進まず、

早めに帰宅して身体を休めたのでした。

 

夜になってから幾分復活し、

筆の方もだんだんと早くなってきましたが、

気持ちがなかなか保ってくれないので、

気分転換のためにブログを書いているというわけです。

 

最近、特に関西に出かける少し前あたりから

心身の調子が落ち気味だったことは間違いなく、

その後も仕事中心に色々と慌ただしい日々を

続けてきたので、無理がかかっていたのでしょう。

このブログを始めたきっかけもそうですが、

元より軟弱な心身です。そう簡単には、

人並みにワークしてくれるはずもありません。

 

では、ちょっとこの辺りでブレーキをかけましょうか、

と思うのですが、この先の予定を見ると難しそうです。

明日も隣県に出向く用事があり、それ自体は楽しい

予定に入るのですが、仙台に戻ってから夜間まで

頑張らなければならないミッションもあります。

まずは明日を乗り切れるかが課題です。

 

今夜は極力、早めに寝ようと思います。